三国志とは、中国の歴代正史の一つで、三国時代(魏・呉・蜀)の歴史を記述した書物です。
諸葛孔明で有名な「三国志演義」(小説)のネタ本です。正史三国志の方にも、劉備や関羽などはもちろん登場しますが、こちらは実録で、フィクション部分はありません。
また、 正史三国志には、古代史研究の上で貴重な記録が含まれているため、むしろこの方面でよく利用される書物です。
このサイトでは、検索を駆使しながら三国志の原文をじっくり読めるようにしてみました。 原文の底本としたのは「中華書局評点本」1959年版で、検索の便宜のために異体字を一部修正しています。また、句読点や文の区切りを、日本人向けに変更してます。
正史・三国志の各巻を、以下の通りページ分けしました。
正史三国志の記事から年表を作ってみました。後漢末から呉の滅亡までを対象にしています。別窓で開く。